ハウスクリーニングで月収100万円以上稼ぐ人がやらない事

ハウスクリーニング

冒頭

こんにちは、馬さんです。

ハウスクリーニング業で独立して8年目。今では毎月100万以上を安定的に売り上げつつ、別法人としてエアコン取付事業も行っています。

おそらくハウスクリーニング業、もしくは技術職をやっている方で多い悩みの1つが

どうやったら月収100万円を達成するのか?

かと思います。

自分も起業当初、いや3年間ぐらいはこの悩みを抱えながら日々奮闘していました。

そこから、自分の行動を一から見直し改善することで今では毎月100万以上を安定して、5年間ほど稼げています。

これまでに、自分の所に修業に来た高校生でもこのやり方で月収100万円を達成させてます!(自分もこれにはビックリしました。笑)

※情報商材を売りたいわけでも、コンサルを受け付けている訳でもありません

そこで今回は

  • 月収100万円以上を稼ぐ人がやらないこと
  • 達成するための考え方

この2点について解説していきます。

これらは自分が相談を受けた時にお伝えしていることの要点をまとめたものです。

ぜひ参考にして月収100万円を達成させてください!

売上の方程式を理解しよう

まずは『売上の方程式』をしっかりと理解しましょう!

これを読んでいる方々は【行動力がある方】。という前提でお話させていただきます。

行動力が伴っていないのに、この方程式を理解しても全くの意味がありません。

行動力はあるが、間違った努力(行動)の方法をしているから結果が出ない。

このような方は必ずこの方程式を知っておくことで圧倒的に結果が出るのが速くなります!

売上の方程式とは

少し『方程式』と言われると抵抗を感じる方も多いかと思いますが、安心してください。

難しいことは一切ありません。中卒の自分でも分かることです。笑

売上の方程式

売上=見込み客×成約率×単価×LTV

この4つの式で構成されています。

見込み客

見込み客とは、自社の商品やサービスに関心があり、近い将来購入してくれる可能性のあるお客様のこと。

ハウスクリーニング業で例えるなら、以前サービスを利用してくれたお客様やそれに近い属性のお客様などが当たります。

成約率

成約率とは、商談した案件のうち、受注や成約に至った割合を指すもの。

見込み客が10名に対して、成約が2件だと成約率は20%になります。

単価

これは説明を省略します。

LTV

LTVとは、これは聞いたことない方も多いと思います。(自分も最初聞いたときは何言ってんだこいつと思いました笑)

LTV=Life Time Value

の略語です。

顧客が自社の商品やサービスを利用し始めてから終わるまでの期間で、どれだけの利益をもたらしたかを指す指標です。

この説明でも少しややこしいと思うので、もう少し簡単に説明すると。

【1度の営業で年間通してどれだけ利益を落としてくれるのか】

で覚えてください。特に技術職方向けに今は書いているのでこの覚え方が分かりやすいかと思います。

なぜ売上の方程式を理解するのか

あなたが頑張っているのは十分理解しています。

ですが、冒頭でもお話ししたように、間違った努力(行動)をしていてもなかなか結果は出ません

ではどのように努力すべきなのかが、この方程式を理解することで明確になります。

最短で1人で100万円を達成させつための方法は1つしかありません。

それは、常にLTVを意識した行動を行うことです。

要は継続顧客を作ることです。

『ん?』と思った方も多いかと思います。分かります。

それを今から詳しく解説していきます。

最後まで読んで頂けると理解が深まり、あなたが何をすべきなのか明確になるかと思います。

ハウスクリーニングで月収100万円を目指すならやってはいけないこと5選

まずは100万円達成するためにやってはいけないことをお伝えします。

これらをやっていては目標100万円が遠ざかっていくので、絶対にやらないで下さい。

やってはいけないこと5選

  1. ハウスクリーニング業以外をやらない
  2. やることを広げない
  3. 集客に時間を使わない
  4. エリアを広げない
  5. 応援現場に入らない

一つずつ理由を説明していきます。

ハウスクリーニング業以外をやらない

起業初期の段階ほど、なかなか結果が出なかったり周りの誘惑なども多く色んな事に手を出してしまう気持ちも分かります。

自分も起業当初はMLMや物販や情報商材など色んなことをやっていました。

ですが、そんなことをしていても結果は出ません

必ずハウスクリーニング業1本に絞ってください。

1つの事を出来ていないのに、そこに新しいことを増やしても中途半端な事が増えるだけです。

人は『常に意識していることで拾える情報が変わる』と言われています。

なので、ハウスクリーニング業1つに集中することでハウスクリーニングで稼ぐためだけの思考に切り替り、ハウスクリーニング業で稼ぐための情報を拾えるようになります。

自分がこれを説明する時によくやっている実験があります。

まず、何も意識せずに自分の周りを一周見渡してみて下さい。

どんな情報が入ってきましたか?(人それぞれ答えはバラバラになると思います)

次は『赤色』を意識してもう一度周りを見渡してみて下さい。

いかがですか?赤色の物の情報を拾えませんでしたか?

このように、普段何を意識し行動するかで人は拾える情報が変わります。

『4』という数字が縁起が悪いなぁ。と思うと急に4という数字が目に入り出す現象は誰もが経験していると思います。

これと同じ現象です。

なので、100万円を達成するまでは絶対にハウスクリーニング業1本に絞ってください

ましてや1つの事で100万円達成できれば、その後やるビジネスも上手く行きやすいです。

自分もそうでしたので。

やることを広げない

先ほどはハウスクリーニング業1本に絞ることをお伝えしましたが、ここから更にハウスクリーニングの何で戦うのかを絞る必要があります。

ハウスクリーニング業と言っても様々なジャンルがあります。

  • 空室清掃
  • テナント清掃
  • 在宅清掃
  • エアコンクリーニング、、、、、、

これらの中で『何を強みとしてやっていくのか』を決める必要があります。

なぜ、わざわざ絞る必要があるのか。

ハウスクリーニング業は技術職の中でも特に参入障壁が低く、修業を積んでいない素人でも語れる職業でもあります。

その分、競合になる人が多いということです。

そこで重要になってくるのが、『ハウスクリーニング業の何に強い人なのか』という差別化です。

あなたはハウスクリーニング業の何の人なのか。

一見これらはお客様を絞る行為で逆効果に思えるかもしれませんが、全くそんなことはありません。

例えば、

『わたしハウスクリーニング業をしている○○と申します』と言われるのと

『わたしエアコンクリーニングを得意としてます○○と申します』

この2つを比較したとき、どちらの方が印象に残り、信用できるでしょうか?

多くの方が後者を選ぶと思います。

このようにわざと絞り、自己アピールをすることで『エアコンクリーニングと言えば○○さん』といったイメージを植え付けることができます。

これをしているおかげで、自分はエアコンクリーニング以外の受注も増えました。

集客に時間を使わない

『集客に時間を使わない?』何言ってんだこいつ。と思うかもしれませんが、最後まで聞いてください。

そもそも私たち技術職の人は、現場もやりながら、集客もしながら、お客様対応の管理もしなきゃいけない。

相当なマルチタスクを強いられます。こんなことを全部やっていては100万円を安定して稼ぐことは出来ません。

ここで方程式の話に戻ります。

売上=見込み客×成約率×単価×LTV

この中でも『LTVを意識して行動する』と言いました。これを意識して行動することで集客の手間を省けるようになります。

LTV=継続顧客

100万円を達成するためには、絶対に欠かせないのが継続顧客の獲得です。

『継続顧客=単価が低い』と言う意見も理解できますが、これなくして100万円を安定的に達成するのは不可能です。

『継続顧客=1人』と考えるのではなく『継続顧客=お客様を運んでくれる人(物)』と捉えてください。

例えば、

エアコンクリーニングを強みにした人は『1人のお客様を獲得する行動』をとるのではなく

『エアコンクリーニングを多く受注している窓口(法人)』を獲得するために行動して下さい。

この考え方と行動が最も大切です。

前者は1回の行動でせいぜい取れても年間4台(1家庭4台×2年に1回計算)に対して、

後者は1回の行動に対して年間何十台と取れる可能性があります。

このように、1回の行動だけでも大きな差が開きます。

これを繰り返し行うことで集客をせずとも勝手に仕事が入ってくる流れができ、作業のみに集中できることで生産性も上がり多少単価が低くとも100万円達成も可能になります。

エリアを広げない

エリアを広げることで生産性が必ず下がります。

なので、活動するエリアは出来るだけ絞ってください。

ハウスクリーニング業は1件当たりの平均単価は2万前後です。

『月/25日×1件×2万円(平均)=50万円』です。

なので、『25日×2×2万=100万円』

これを達成するには移動時間を極力減らし1日に最低でも2件は作業を行う必要があります。

25日全部の日が2件ずつ予定を入れればいいのですが、そんなにうまく行くものでもありません。1日3件いかなければいけない日も必ず出てくると思います。

極端に絞りすぎる必要はないと思いますが、目安としては拠点から1時間以内の場所。とザックリでいいので決めておきましょう。

エリアを絞ることで、生産性はもちろんですが、経費の部分も下がえることもできます。

応援現場に入らない

これは技術職業界ではあるあるの仕事かと思います。

『応援現場が悪い』と言うわけではないのですが、100万円を達成するためには捨てなければいけない働き方です。

応援現場は時給型の働き方と同じことです。どんなに仕事が出来てもハウスクリーニング業の応援単価は9時~17時で時間拘束されて15,000円ぐらいでしょう。

日勤、夜勤で働いても1日30,000円です。

これを30日続けても90万円で100万円には到達できませんし、30日連続で日勤、夜勤を続ける事なんて不可能です。

100万円達成するためには、未来で実る努力に時間を使う必要があります

自分の技術習得のための応援は後々、未来の自分のための行動なのでありかと思いますが、

その場しのぎで目先のお金のために応援現場に入るのは悪手です。

応援現場でその場しのぎを選択するのではなく、継続顧客獲得のための行動を選択してください。

もしくは、応援現場にいくのであれば、終わった後に継続顧客のために行動をしてください。

月収100万円達成までにやったこと

ここからは自分がどのように選択、行動し、なおかつ5つのやってはいけないことを守りつつ、100万円を安定的に達成したのかをお伝えします。

100万円達成までに行ったこと

顧客を決める(ジャンル選定)

顧客を決めるときの自分の考え方を記載します

考え方

  1. 過去に取引実績のあること(技術)
  2. 年間通して安定的に仕事のあるジャンル
  3. 法人取引のみに絞る
  4. 1件単価が2万前後の仕事
  5. 仕組み化しやすいジャンル

これは自分が当時、顧客選定するときに考えていたことです。

この頃コロナが少し話題になっていたこともあり、一般宅の仕事は安定しないと思い、法人のみに絞った記憶があります。

この5つの要素を踏まえ、自分が選んだジャンルは空室清掃です。

具体的な顧客の洗い出し

ここまで決めたら、次にやることは何処と取引をするのが最適か。です

自分の場合はジャンルを空室清掃としたので、具体的にどんな取引先があるのかを調べました。

目標は月に100万円なので、1件×2万×25日で考えると月に50件の空室を受注する必要があります。(厳密には1件で4万円行くところもあるのですが、それをあてにして目標を決めると達成しない時も出てくるので目標を50件としました)

これを考えると、地元の不動産では無理。と判断して、大手と取引する必要があります。

逆算することで、具体的にどこをターゲットにすべきなのかがさらに明確になります。

こうすることで、自分が狙うべき取引先が明確になりました。

とにかく行動

具体的なターゲットが決まったので、ここからはとにかく数を打ちました。

企業DMを送ったり、SNSで空室をメインにやっていることを発信し、同業者に○○と言えば空室清掃というイメージを植え付けてり、飛込み営業をしたり、交流会に行ったりと。。。

営業のコツはとにかく場数を踏み、経験値を積むことです。

『近道なんてものはない』と腹をくくり、とにかく行動しまくりました。

そんなことを繰り返していると、応援してくれる人が増え、そこからの紹介で上場企業の取引先を紹介してもらいました。

50件達成するために

ようやくここまでたどり着いた後は、実際に50件達成するためにはどうすればいいのか。です。

自分は1件×2万が目標だったので、1日に2件は入る必要がありました。

なので、1R+エアコン付の物件だけを対応することに決めて、1日2件回れるようにエリアも出来るだけ絞りました。

あとは取引先から仕事を引き出すために、

  • 手直し率を他の業者より圧倒的に下げる
  • レスを5分以内に行う
  • 自分の機嫌で仕事をしない
  • 納得できないことがあっても怒るのではなく提案として相談する
  • 定期的に顔を出してあいさつ(親睦を深める)する

これらを意識していました。

特に難しいことはしておらず、一見当たり前のことを誰よりもどの業者よりも行う

こうすることで必ず相手にも誠意が伝わります。

このような事を続けているうちに気づけば安定的に100万円を達成できるようになっていました

まとめ

今回は、ハウスクリーニングで100万円を達成するためにやってはいけないことについて解説しました。

1人親方の技術職で稼ぐには、効率も大切になってきます。

まとめ
  • 売上の方程式を理解して、継続顧客獲得を意識する
  • 事業を1本に絞る
  • 作業効率を考えエリアを絞る
  • あえて、ジャンルを絞り尖らせる

これらを、しっかりと意識して行動してみて下さい!

100万円は高い確率で達成は可能な数字です。

ぜひ、応援しているので壁を乗り越えていきましょう!

以上、馬さんでした!

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