子どもにお金を残しておくべきなのか?

マインド

こんにちは、馬さんです。

このテーマは親の立場であれば、一度は考えるテーマではないでしょうか?

自分にも4人の子供がおります。

お金の事だけでなく、その他でも子供への悩みは尽きないものかと。

いま、経営をしている立場として『何を残すべきなのか』と自分も考えていた時期がありました。

自分の答えは

『魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える』この考え方を自分は取り入れています。

ご家庭ごとに色んな考え方があり、どれも正解かと思います。

どんな子に育ってほしいか。は家庭環境などによって様々です。

あくまで一例として参考程度にご覧ください。

子育てで大切にしている考え方

自分は子どもにお金など現物資産を残すことは考えていません。

なぜなら、お金を扱うにも器が必要だと考えているからです。

もう少し詳しく解説していきます。

お金を扱う器とは

お金を扱うには、正しい使い方を理解しておかないといけません。

『お金の扱い方を理解していない人のお金を与えてしまうと不幸』になると自分は思っています。

1つ自分の身の回りで起きた事例をご紹介します。

知り合いの方のお話ですが、ある時突然自ら命を絶ちました。

その理由がまさに『お金』でした。

とある理由で大金が入ったみたいで、そのお金を散財し、そこを尽きた後も

散財の癖が抜けずに借金をしてしまい、首が回らなくなり。。。。

このような事例が自分の周りで2回も起きました。

理由は同じようなものでした。

ここで書くことは不謹慎かもしれませんが、それでもあえてここに書くのは

自分の子供が大きくなった時に同じような状況になってほしくないし、伝えることで正しい道に戻れる人が1人でもいれば。という思いで書いています。

このようにお金を扱う器は必ず必要です。

有名な話で、宝くじで大金をあてた人がその後不幸になる。という話もあります。

お金は扱い方を間違うと毒になりえます。

では、正しい扱い方とはなんなのか。

お金の正しい扱い方とは

  • 消費
  • 浪費
  • 投資

これら3つを理解する必要があります。

1つずつ簡潔に解説していきます。

消費とは

『生活していくうえで必要な支出』のことを指します。

例えば、

家賃や水光熱、食費など生きていくうえで必ず必要なお金のことです。

ここで抑えておきたいのは、『身の丈に合った消費』を意識することです。

毎日外食をしたり、必要のない車を所有したり。

これらの行為は消費でなく浪費になります。

浪費とは

『私欲のために使う支出』のことを指します。

ここが特にお伝えしたいポイントです。

前半でお伝えした事例はまさにここの使い方に問題があったがゆえに起きた問題です。

浪費は決してやっちゃいけない使い方ではないのですが、ほとんどの方が制御する必要がある使い方です。

浪費とは、ギャンブルや女性遊び、過剰な外食や車などさまざまです。

先ほどもお伝えしましたが、これらが決して『悪』ではありませんが、

消費は私欲を満たすがために依存性が高くなりがちです。

ここの抑制ができないと取り返しのつかない事態になります。

たまにのご褒美として消費と理解して、うまく私欲と付き合っていきましょう

投資とは

『お金を増やすために行う支出』のことを指します。

投資と言ってもさまざまな種類があります。

  • 株式投資
  • 自己投資
  • 事業投資
  • 不動産投資

まだ細かく別けると種類がありますが、一般的なものはこの4つになります。

どれもお金のを増やす可能性はありますが、リスクとリターンは表裏一体です。

なので、正しい知識のもと投資を行わないと損をする可能性もあるのが投資です。

投資と思ってお金を使っても増えなければそれは浪費です

  • 消費
  • 浪費
  • 投資

これら3つのお金の扱い方を理解してお金とは付き合っていく必要があります。

ここからは具体的に自分がどんな考え方を子供たちに伝えているのかを解説していきます。

馬さんの子供教育

お小遣い

我が家ではタダでお金を渡す行為は基本的に行っていません。

なので、お仕事表を作ってやった分だけ月に1回お金をもらえるようにしています。

お仕事はママのお手伝いがほとんどです。

それらと別にお仕事のルールや稼いだお金の使い方も決めています。

これは本当にいま現在冷蔵庫に貼っているものです。

お仕事とは別で習い事などで優勝するとお小遣いをあげるようにしています。

あと、お金を借りるときは必ず返済期日を決めさせます

それを超えると3ヶ月はお金を借りることはできません。

最初は厳しいかなぁ。と思いましたが、子供は順応力がすごいです!

〇〇日友達と遊ぶから。と逆算して仕事を行うようにいまではなっています。

習い事

それぞれ兄妹みんな習い事をしています。

習い事を子がやっていると、ついつい口出ししたくなるのが親の常かと。

ですが、基本的にはできるだけ怒ったり、余計な口を挟まないようにしています

最も重きを置いているには『一緒に考える』ことを意識して接しています。

スポーツと仕事は似ている所があると自分は思っています。

スポーツも仕事も『やってみて→振り返り→考え→やってみる』この繰り返しが必要です。

スポーツの世界では教育者がいますが、ビジネスの世界では自分で考え行動することが求められます。

なので、今のうちからこの思考と行動サイクルを身に付けることで、社会人になった時に生きやすくなるのでは。と思い一緒に考えて、考える癖が身につけれるように寄り添っています

もう一つ意識して伝えているのは『本気でやること』です。

スポーツは勝ち負けが決まる世界なので、結果が出ないこともあります。

結果も大事ですが、そこにこだわり『本気で取り組む姿勢や習慣こそ大事だと思っています。

そのためにも『本気でやること』を子供達には伝えています。

勉強

ここはおそらく大多数の方と考えかたがズレているかもしれません。ですが、自分のなかではこれでいいと思っています。

結論、『やりたければやればいい』と言っています。

とくに宿題をやらなくて怒ることも注意することもありません。

ですが、宿題をやってないから学校に行きたくないと言われる時は『行きなさい』と言います。

やらない選択をしたのは自分なので、それを理由に学校に行かないのは矛盾していると思っているからです。

『本人が必要だと思った時に勝手に勉強する』と自分は考えていますし、自分もそのようにして必要だと感じた時に今でも自ら勉強しているので、子供にも強制をしていません。

自分は中卒ですし、正直勉強や授業中の空間が大っ嫌いでした。

それでも今、学校で勉強してこなかったことや大学に行かなかったことに後悔が一切ないので高校も大学も行きたければ行けばいい。と伝えてます。

『選択するのはあくまで自分たちで』が我が家の勉強に対する考え方です。

こんな感じですが、なぜか宿題はするし、テストで100点取ってきたりします。笑

友だち

よく、学校教育ではみんなと仲良くしなさい。というのが基本です。

この考え方を否定するつもりはありませんが、

子どもたちには無理に仲良くしなくていい。と言っています。

誰にだって合う合わないはあると思います。自分もそうです。

たまたま同じ空間(学校)にいるからと言って、強制的に仲良くするのは自分にはあまり理解ができません。

相手のことを嫌いになることもあって当然です。

ただ一つだけ口酸っぱく言っているのは、『嫌いだからと言っていじめは絶対にするな』とだけ強く言っています。

無理に関わらずそっと離れなさい。と

もし、それでいじめに合うようなことがあればいくらでも助けに行くし、最悪引っ越しもしてあげる。と伝えてます。

それぐらい子どもには味方であることはあえて伝え、自分の意志で選択できるように学校生活を送ってもらってます。

子供教育に正解はない

いろいろと解説していきましたが、子育てに正解なんてものはありません。

あくまで親ができるのは、強制していい子に育てようとするのではなく、

『選択肢を広げてあげるのが親の役目』だと思っています。

なので、多くを解説しましたが自分はあくまでサポートに徹し、

自分の夢のために大半の時間を費やしています。

そのように、自分の夢を本気で叶えるために行動している姿や

毎日のように休まずに仕事をして、40代で他よりもちょっと豊かな生活をしている

自分の姿を見せれたときに、子どもたち自身が少しでも自分に興味を持ってくれて

考えるキッカケを与えて上げれればと思っています。

子どもはみんな学習能力があります。

無理に強制しなくても、勝手に育ちます。

なので、考え込みすぎずお母さん、お父さんも自分たちの夢のために一生懸命頑張ってみて下さい!

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