こんにちは、馬さんです。
今日は『仕事ができる人』と『作業ができる人』の違いについてお話していきます。
自分は飲食店で9年間働き、その後全くの異業種で独立しました。
9年間社員経験もあり、いまは経営者としても経験を積み、色んな方とお仕事で関わってきました。
そんな中で『仕事ができる人』と『作業ができる人』がいることに気づきました。
どちらも必要な存在ではありますが、出世するのは前者である『仕事ができる人』です。
では、具体的に何が違うのか?
今回の記事を読み行動することで
『仕事ができる人』の定義が理解でき、上司や取引先から信用を勝ち得ることができます。
ぜひ、あなたのビジネスや仕事にいかしてみてください。
それでは、解説していきます。
仕事ができる人と作業ができる人の違い
こんな経験はありませんか?
- 同期と同じことをしているはずなのに、評価されない
- 現場をこなすことができるが出世できない
- 同じようなミスを犯す
これらに当てはまる人は『作業ができる人』になってしまっているかもしれません。
いくら多くの現場を回せても『作業ができる人』として行動していては評価もされにくく、出世ができません。
以前、自社であった一例をご紹介します。
この写真を見て何を感じますか?
『9割以上の人が何の写真?』と思ったはずです。
完了報告の際に写真を先方に共有するために、毎回写真を撮る必要があるのですが、その際に送られてきた写真です。
これだけでこの人が『作業ができる人』だと相手に印象付けます。
もう少し言い方を強めると『作業しかできない人』になります。
自分はこれを見て『損してるなぁ』と思いました。
この子にとって『写真を撮る』が目的になっており、言われたとおりにやった。と思っているとのかなぁと。
ここでの仕事は写真を撮るは手段であり目的ではありません。
『写真で分かるように伝える』ことが本当の目的です。
このように簡単な行動1つでも目的意識が違うだけ『仕事の質』は変わります。
作業しかできない人とは
- 言われたことしかやらない
- 言われなきゃやらない
- 目的を考えない
- 作業できる=仕事ができると勘違いしている
- 他責思考
自分の行動と照らし合わせてみていかがですか?
これらに当てはまる人は注意が必要です。
作業しかできない人は年齢を重ねていくと、必ず若い方に追い抜かれ、会社に居場所がなくなります。
労働力は貴重ですが、歳と共に体力は必ず衰えます。若い人には勝てません。
会社は生存するために若い労働力を選択せざる負えないのが会社という生き物です。
作業ができる=仕事ができる。は決してイコールの関係にありません。
作業ができる人は誰かの下でしか動けない人のことです。
確かにこのような人は一定数必要なのも事実です。
ですが、そのような行動しかできない人をいくつになっても雇用し続けることは出来ません。
厳しいく聞こえるかもしれませんが、これは現実です。
大手のトヨタでさえ終身雇用は無理。と発表しています。
日本の8割以上はトヨタより小さい中小企業です。なのに作業しかできない人をずっと雇用し続けられるわけがありません。
会社という生き物は変わり続けないと存続さえできません。
変化をし続けないと衰退する一方です。これは会社もですが、個人も同じです。
仕事ができる人とは
- 自ら選択し行動ができる
- 成長するために学ぶ。行動する
- 目的を理解して行動できる
- かゆい所に手が届く
- 問題解決の能力がある
これらが仕事ができる人の定義になります。
もう少し具体的に解説していきます。
自ら選択し行動ができる
あなたは上司から言われてから行動しますか?
それとも言われるまえに自分の考えを報告をして行動してますか?
仕事ができる人は必ず言われる前に行動や報告を行います。
『主体的に行動ができているか』が大切です。
言われたから仕方なくやる。とか、言われるまでいいや。という思いで仕事をやっていませんか?
上司も経営者も人間です。毎回指示をしなきゃ動かない人に対して何を感じるでしょうか?
このような人に仕事を任せたいですか?
9割以上の人が任せたいとは思わないはずです。
ただ何となく毎日作業をこなし過ごすのでは、主体性をもって行動して下さい。
時間は有限です。
成長するために学ぶ。行動する
あなたは休みの日や時間が空いたときに何をしていますか?
子どもと遊ぶと楽しいです。
1日ダラダラしていると気持ちがいいです。
帰ってビールを飲むと幸せです。
確かにこれらはとても大切な時間ですが、ずーっとそれを続けていませんか?
『その時、その瞬間』は幸せだと思いますが、それでは出世が遠のきます。
毎日じゃなくて構わないので、『未来のため』の時間を使ってください。
スキルを上げるために勉強したり、人に会って学びに行ったり。
これをやる人とやらない人とでは埋めようのない差が開きます。
目的を理解して行動できる、する
これは最初に説明した部分ですが、『今』行っている行動、作業は『何のために』行っているのか。
ここを理解して行動するのか、しないのかでは大きく結果が変わります。
『何のために』を理解しましょう。
何のために行っているか。ここの解像度が高い人は仕事ができる。と思われやすいです。
もう少し分かりやすく言うと、『相手が何を望んでいるのか』を日ごろから考え行動しましょう。
これを理解して行動する人は出世も早く、トラブルも少ないです。
独りよがりな仕事をするのではなく、相手の事を理解しながら仕事はやっていきましょう。
かゆい所に手が届く
これは先ほど説明したことと近いのですが、もうワンステップ上に行くのであれば、
相手が望んでいることを理解して、相手の想像の上をいく。ことです。
相手の想像の上をいく。と表現すると難しく感じるかもしれませんが、特別な事をやれ。という意味ではありません。
例えば、『誰よりもレスが速い』『スケジュール管理表が見やすい』『提案資料が分かりやすい』
とか少し意識するだけ行えるようなことを徹底的に行ってください。
どうやったら相手は喜んでくれるのか。を意識することでただの作業ではなく、仕事に想いがのるはずです。
そのように行動できる人は相手にも伝わり可愛がられます。
ぜひ、明日から『どうやったら相手が喜んでくれるのか』を意識して仕事を行ってみて下さい。
問題解決の能力がある
これは絶対に必須な能力の1つです。
これなくして出世はもちろんですが、経営もできません。
ビジネス、仕事を進めていくうえでどんな仕事でも壁は現れます。
その壁を越えようとせず、逃げ出してはいませんか?
どこに逃げても必ずまた壁は現れます。乗り越えてください。
乗り越えるためには『問題解決の能力が必須』です。
とは言っても、分からないからこそ壁にあたります。どのようにして乗り越えるのか。
自分が壁にあたった時にする行動を紹介しておきます。
①問題と感じる点をまずは書き出す
②情報を拾いに行く
(2-1)YouTubeを見る
(2-2)本を読む
(2-3)人に聞きに行く
③答えになりそうなことを書き出す
④1つずつ書き出したことを試す
⑤結果を確認して分析する
⑥また①に戻り繰り返す
これを繰り返し行っています。
やるべきとを明確にするだけで行動も起こしやすくなります。
ただ、やみ雲に行動していても誰も体力は尽きるし、嫌になるはずです。
頭だけで考えるのではなく、書き出すことで思考が整理できるのでやってみてください!
まとめ
仕事ができる人とは。
- 主体的に行動ができる
- 未来のための時間、行動する
- 目的を理解し、相手が望んでいることをくみ取れる
- 相手が喜ぶツボを押さえている
- PDCAサイクルを行い、問題解決ができる
これらは特に特別なスキルは必要ありません。
あなたの意識を変え、行動できることです。
頭で分かっていても、行動しないと意味はまったくありません。
『知っている』『あとからやる』『今すぐやる』選択はこの3つしかありません。
この中で先を行く人は『今すぐやる』人です。
『今すぐやる人』の仲間入りをして、今よりさらにいい人生を一緒に掴みましょう!
以上、馬さんブログでした。
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